テント倉庫は協立工業が得意とする「膜構造建築」のひとつとして建設されるものです。協立工業では骨組膜構造やサスペンション膜構造、空気膜構造などの形式に対応しており、その技術を活かす方法のひとつとしてテント倉庫が建設されています。テント倉庫の建設が協立工業の主要事業ではありませんが、施工事例を確認すると伸縮可能なものや、内部に柱がないものなど、技術力が必要だと考えられるテント倉庫が掲載されていました。そのため多種多様なテント倉庫の建設に対応してくれるものと考えられます。
テント倉庫メーカーである協立工業は、大正15年に帆布メーカーとして設立された歴史ある企業です。本社は東京都中央区の築地にありますが、工場・一級建築士事務所として宇都宮に支店も展開しています。現在までにISO9001:2000拡大認定の取得、日本品質保証機構(JQA)による認証、国土交通省への協力、トヨタ自動車国内工場での安全防護ドアRP300の採用など、様々な実績を積みかさね、令和元年には東京オリンピック・パラリンピックのテニス試合会場の膜構造を任せられた経歴も持ちます。
協立工業は耐久性が高く、広く使えるテント倉庫を建設できるメーカーだと考えられます。施工事例では20年にわたり利用されてきたテント倉庫の事例が掲載されており、耐久性に問題はないと判断できます。ただし倉庫として使うテントなら、テント内部の広さも必要となるはずです。協立工業では内部に柱がないテント倉庫を建設した事例もあり、倉庫としての自由度を高めたい、より広く利用したいと考える方の要望も叶えてくれると考えられます。
当サイトは、テント倉庫の設計・建設は、一定水準の品質を担保できる企業に見積もりを取ることをおすすめしており、技術水準の向上のための活動をしている日本膜構造協会の正会員であり、全国対応を明記しているテント倉庫メーカーを4社紹介しています。
テント倉庫メーカー4選
【高品質・短納期・低コスト】を
チェック
躯体に駆動部をもたせて伸縮可能とし、長さを自由に変えられるタイプのテントです。
商品や輸送物の保管に適したタイプのテントです。
2014年7月に香港電力の資材置き場として建設されたテント倉庫です。開閉のスムーズさを重視して、本体が3つに分かれているのが特徴です。本体を分割することにより、開閉時の負担を減らしています。
用途 | 資材置き場 |
---|---|
寸法 | W17m×L45m |
建設地 | 記載なし |
設計・施工ともに協立工業が請け負ったテント倉庫の事例です。内部には柱がなく、資材を自由に収納できるのが特徴となります。
用途 | 不燃物収納用倉庫 |
---|---|
寸法 | W18mxL20m |
建設地 | 記載なし |
敷地内におさまり法的な配置制限に従えるように、テントとテントの間の距離感も考えてレイアウトされたテント倉庫です。1992年から20年以上(※2023年7月時点)運用されています。
用途 | 物流倉庫 |
---|---|
寸法 | 9棟:W18m×L27m 1棟:W18m×L21.6m |
建設地 | 栃木県内工業団地 |
社名 | 協立工業株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都中央区築地三丁目1番10号 Shinto GINZAEAST5階 |
電話番号 | 03-6264-0070 |
公式HP | https://kyoritsukogyo.co.jp |
【選定条件】
2023年2月15日時点のGoogle検索「テント倉庫 メーカー」(全11P,101件)で公式HPが表示された38社の中から
・日本膜構造協会の正会員、工場認定を受けている
・全国対応を公式HP上に明記している
4社をピックアップして紹介しています。